あるハレの日に~wedding cake~

あるハレの日に~wedding cake~

今年は春を感じる間もなく4月には真夏日が観測され、都内の婚礼会場では白無垢をまとう花嫁さんたちが、汗を抑えながらも晴れやかにほほ笑む姿を、すでに何度も目にします。

この日は特別に、テラスでのシャンパンサービス。
これもご新郎ご新婦の、ゲストの皆さんへのお心遣いのひとつです。

私が司会をしている婚礼会場は由緒ある歴史的建造物ということもあるからか、
ご新郎ご新婦、そしてゲストの方々も様々な国の方がいらっしゃいます。

こちらは、フランスのウェディングケーキ、クロカンブッシュ。
小さなシュークリームを積み上げて作るお菓子です。
「ごつごつした木」を意味しているそうで、飴やカラメルなどで固められています。実際にとても硬いです!
通常ケーキはナイフで入刀しますが・・・・
クロカンブッシュはとてもナイフがはいらないので、ご新郎ご新婦は二人で「木槌」を使って砕き、門出を祝います。

ウェディングケーキも今は様々なデザインのものがあります。
3段~5段の豪華なものから、和風デザインのシンプルなものまで、お好みのものを選ぶことができます。

ケーキを入刀するのではなく、お二人で達磨の「目入れ」をして祈願成就(ご結婚)をお祝いするというものもありました。ご出身地にちなんだ演出ということもあり、ご親族の皆さんもとても喜ばれていたのが印象的でした。

先日は「みたらし団子セレモニー」という、積み上げられたお団子にタレをドリップする、という他では見られないようなユニークな演出を取り入れていたご新郎ご新婦もいらっしゃって(当日のお写真が撮れなかったのが残念・・・)、物静かに行われるのかと思いきや、珍しいということもありゲストの皆様がとても盛り上がっていました。

ご新郎ご新婦が必ず笑顔になるシーンのひとつ、ウェディングケーキの入刀。
シンプルなデザインや演出でも、個性あふれるものでも、司会者としても毎回楽しみなセレモニーです。

各種パーティ、式典などの司会を承ります。
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